莊子』では、人間の心と世界(道)を結びつけて、何物にも囚われれない主体的で
自由な心の在り方を「遊び」と表現した
遊山ーー気の向くまま山野に出かけて遊ぶこと
物見遊山ーー気の向くままに見物して遊び歩くこと
春遊ーー野外に出かけて春を楽しむこと
漫遊ーー気の向くままに旅をして各地を巡ること
吟遊ーー各地を巡りながら詩歌などを詠むこと
外遊ーー外国を旅すること
遊学ーー故郷を離れて他の地域・他国で学問すること
遊興ーー面白く遊ぶこと 料理屋や待合などで酒を飲んだりして遊ぶこと
遊びは、それ自体が人間にとって楽しい自己充足的行為の典型
ホイジンガーー人間を「ホモ・ルーデンス」(遊ぶひと、遊戯人)と呼び、
遊び(ルードゥス)こそが他の動物と人間とを分かつものであり、
政治、法律、宗教、学問、スポーツなど、
人間の文化はすべて「遊びの精神」から生まれた